あなたに受験対策が必要な理由

入学試験には、主に2つの目的があります。

 ①入学後にその高校の学習についていけるのか、学習能力を測る

 ②義務教育の内容に沿った学習をしてきたのか、知識の質を測る

 

受験対策をする理由を3つ上げます。

【理由 その1】情報処理能力を高めるため

試験問題は、学校の勉強そのものではありません。限られた時間内で、限られた数・内容の問題によって①②のことが試されます。ですから、①②とは別に、テスト時間内でどこに気を付けて問題を読むのかが大切になります。過去問をやりながら、問題文の読み方を身につけましょう。

【理由 その2】分かっていることを確実に答えるため

 義務教育の9年間で学んだことをひとつひとつ丁寧に質問する時間がありませんから、1つの問題にいろいろな要素が入ってきます。1つ1つの要素が理解できている人でも、うまく答えられないということがあります。理解できているはずなのに、正解にならないという事態を避けるために受験対策があります。

 このサイトでは、能力そのものを上げるアドバイスはしていません。これまで培った能力を、こういう点に気を付けて頭の中の整理をしておきましょうというアドバイスです。つまり、いままで一度も正解できなかったような問題を残り24時間のうちに解けるようにするのは得策ではないと考えます。

 【理由 その3】超直前まで1点アップを狙うため

 試験は、答案用紙が回収された時点で、あなたができることはなくなります。最後まで1点アップの努力を惜しまないことが大切です。だからといって、直前までばたばたしていては、覚えたことを忘れる危険性があります。ですから、試験会場に入った後でも安心して学習を続けられる方法を身に着ける必要があります。


【編集人について】

私は教員でもなければ、塾講師でもありません。なぜ、私が5教科アドバイスできると思うのか、私について少しお話します。

 中学生の現役の時は、当時、地元で一番の高校(当時は学校群制度:岡崎高校と岡崎北高校が1つの枠で志望)に合格しました。大学は国立大学に現役合格しています。「昔取った杵柄」だと思っていましたが、最近そうではないことに気付きました。

【数学】

私が得意な教科は中学生の頃から数学でした。6年前、友達から娘の数学の家庭教師をお願いされました。自分が引き受けられるかどうか試すため、愛知県の高校入試の過去問題を解いてみたところ、事前学習なして9割は正解でした。その後6年間、数学の家庭教師をしています。

【英語】

一昨年、800km歩くスペイン旅行をしましたが、その間に約30カ国の国々の人と、主に英語で会話を楽しんできました。20年前に受けたTOEICのテストは600点弱でしたが、基本的なアドバイスはできると思います。

【理科】

高校生のときは理系で、化学の偏差値は70点を越えていました。環境関連資格としてビオトープ管理士の民間資格を取得。2016年から近隣自治体となる蒲郡市で小学校5年を対象とした環境体験学習を4年間サポートしました。

【社会】

行政書士の資格試験では近代史が受験内容に含まれます。旅行代理店の資格を取得しているので、国内、国外の地理もある程度分かります。

【国語】

行政書士の資格試験を一発合格しています。また新井紀子さんのAIに関する本に掲載されている読解力診断の簡易テストでは、70点満点のうち61点(7分野のうち4分野は満点)でした。

 このように、5教科の内容について理解する能力があることに私は気付いたのでした。

そして、この数年の間にいくつか資格試験を合格した経験から、超直前対策の仕方についてはある程度アドバイスできるのではないかと考えています。